「なんか気が付けばよく人につかわれているな・・」「損しているな」「その気はないのにやってしまった・・」みたいに感じたことは誰でも一度はあると思います。実は心理法則というものがあり、日常の中でもみられているものがおおくあります。今回は「日常生活での心理法則」をいくつか紹介したいと思います。日常の生活で少しでも役に立つ法則があれば使ってみてください^^
一貫性の原理
一貫した行動をとらなければ気が進まなくなる
はじめは些細なお願いだったので受諾した後に他の用事も軽くお願いされて、結果後にお願いされた用事が大変だった・・みたいな事ありますよね。少々面倒なことでも「これと一緒にやってくれない?」とお願いされると一貫したした態度をとらないと、がっかりしたり、信用をうしなってしまうと無意識のうちに感じとってしまい引き受けてしまう。人にお願いする事がうまい人がよく使う手法の一つといってもいいですね。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
過大なお願いから本当のお願いへと譲歩する
わざと過大なお願いをして相手に断わるように仕向けて、相手が少し後ろめたさを感じたところで本当のお願いをする。相手が要求水準を下げて譲歩したので、こちらも譲歩しなければ申し訳ないと思わせるテクニック。※同じ相手になんども使うと信頼を失う可能性があるので注意
提示された数値が重しとなり、判断に影響を及ぼすことを[アンカーリング効果]といいます。「はじめに明日までに納品」というと「明日」が基準点[アンカー]になり、「最短(明日)でできる」「いつできる」の流れで話がすすみます。
アロンソンの不貞の法則
馴染みの深い相手より、関係が浅い人の褒め言葉のほうが印象にの残る
仲の良い同期と最近入社した新人とでは、同じ内容の褒め言葉でもよりうれしいと感じるるのは新人の言葉です。親しい知人よりも馴染みのない人からの褒め言葉のほうが印象深くかんじられるのです。あまりしらい人からの褒め言葉が忘れらないと感じるのはこの法則で説明がつくと思います。
ウェイザー効果
第三者を介して信憑性を高める
直接伝えられるより第三者を通じて介した情報や噂話のほうが伝えた人も好印象になる心理効果です。特に人を褒めるとに有効です。伝え方にもよりますがゴマスリにように捉えられてしまわないようにする必要があります。
誤前提暗示
与えられた選択肢の中で判断を下してしまう
もっともらしい選択肢を与えられると、それ以外の選択肢があるにも関わらず、与えられる選択肢の中で判断し決断してしまう傾向。
気が付けば自分の思っていない選択や行動は知らず知らずこれらの法則によってほかの人に「決断させらる」「選ぶ」ようになっているかもしれません。悪意で人をだますようなことはだめですが使いかたによって便利な法則だと思います。そういえば家電量販店で見に行っただけなのに、もう少しで買うところでした。あの時の量販店の店員さんはすごい心理効果の法則を利用していたのでは・・・(笑)