背伸びをするだけで簡単に痩せることができ、姿勢も良くなります。背伸びダイエットとは背を伸ばすだけで簡単に痩せることができるダイエット法です。何故、背を伸ばすだけで痩せることができるのか、その秘密は、背を伸ばすことによって脊柱起立筋が刺激されるため、インナーマッスルが鍛えられますので、基礎代謝が上がりますので、体に付いた余分な脂肪を燃焼させることができます。試しに背中を伸ばして、姿勢を正してみるだけでも腹筋に力が入り、正しい姿勢を保つだけでもかなり疲れを感じることでしょう。普段猫背気味で姿勢の悪い方ほど、背を伸ばすだけでもかなり疲れるはずです。背伸びダイエットをし続けるだけで、痩せやすい体になるだけでなく、背中や首周辺の血行も良くなりますので、コリの改善にもつながります。
背伸びをすると腹式呼吸になります
背伸びダイエットの良いところは、背伸びをすることで自然に腹式呼吸になることです。呼吸も自然とj深くなっていきますので体内の汚れた空気をしっかり吐き出すことができますので、新鮮な酸素を体に送り込んでいくことができるでしょう。特に現代人は昔の人と比べると呼吸が浅くなってきている傾向がありますので、冷え性や喘息などになりやすくなります。姿勢を正すだけで、呼吸も自然と深くなり、腹式呼吸になりますので、自律神経を整えてくれ、精神的にも安定することでしょう。自律神経が整うことにより、内臓機能も活発になるため、胃の消化や腸の動きも活発になっていきますので、痩せやすい体になります。
背中を伸ばすことでやる気もアップ
体を丸めて猫背気味の姿勢のときは、なんだか気分も暗く落ち込んでしまいますが、背を伸ばして姿勢を正すと気分が明るくなり、やる気も起きます。ストレスも感じにくくなりますし、またちょっと嫌な出来事があったとしても、頑張ろうと前向きな気分になりますので、ダイエットも続けやすくなることでしょう。
褐色脂肪細胞を刺激
背伸びをすると、肩甲骨周辺にある褐色細胞を刺激します。褐色脂肪細胞は人間の体温が下がり過ぎないように保つ働きがあり、食事など食べ過ぎたときも褐色細胞が余分な栄養分を熱として放出させる働きがあるため、褐色細胞の量を増やすことによって、痩せやすい体を作ることができるでしょう。普段、猫背の場合や姿勢が悪い方の場合、褐色脂肪細胞の働きが悪くなるため、食べた分だけ太りやすい体になってしまいます。人間の体はよく使われるところほど、筋肉や細胞も発達していきますので、毎日背伸びダイエットをすることで、褐色脂肪細胞の働きが良くなり、余分な脂肪を溜め込むこともなくなるでしょう。褐色脂肪は肩甲骨周辺以外にも、首や脇の下、腎臓などの内臓周辺にもあります。背を伸ばすと、こうした部分も刺激され、褐色脂肪細胞がより活発化されますので、毎日背伸びダイエットを行い痩せやすい体を目指していきましょう。
背伸びダイエットはどうやって行うの？
最初に深くゆっくりと呼吸を行い、息を整え、精神統一をします。掌が上向きになるように手を組み、上へ伸びていきましょう。背伸びをしながら、顔を上に上げていき、背中、胸、首、頭を心持ち後ろに反らせていきます。背中を十分に伸ばした後は、ゆっくりと息を吸い、また息をゆっくりと吐き出していきます。何セットか無理のない範囲内で行いましょう。1日の中で何度か分けて行い、毎日続ければ、背中の余分な肉やウエスト周り、あごの下に付いた余分な肉なども落ち、体が引き締まっていきます。肩コリや腰痛なども解消させていくことができますので、デスクワークや立ち仕事の合間に行ってみてください。
寝ながらでも座りながらでもできます
背伸びダイエットは立った状態で行うのが一番効果的なのですが、座っているときでも、寝ているときでもできますので、気が付いたときにどんどん生活の中に取り入れるのが背伸びダイエットを長続きさせるポイントです。例えば、朝起きたとき、ベッドの中で仰向けになったまま、頭の上で両手を組み、両手と両足を思い切り伸ばしていきましょう。座って行う方法は、イスに座り、足の裏を床にしっかり付けた状態で、頭の上で手を組んだまま、背伸びをし、腹式呼吸を行います。毎日、気が付いたときに行うだけでかなりの運動になりますので、コツコツ続けていきましょう。
長期戦で行うのが成功の秘訣
背伸びダイエットは背中を伸ばすことによって、基礎代謝が上がり脊柱起立筋や褐色脂肪細胞が刺激されていきますので、無理なく誰でも痩せることができるダイエット方法です。自律神経の働きも良くなりますので、血行改善効果、内臓機能の働きの向上、精神的にも安定させることができます。背中を伸ばすだけで、気分も前向きになりますので、ダイエットを継続させることができるでしょう。立ったままでも寝たままでも、座ったままでも背伸びダイエットを行うことができますので、毎日続けることがダイエットを成功させるカギです。
